第4回 キリスト者共同体教育シンポジウム
−今、子ども達の体の為に何をなすべきか?−
子どもの体を守る
体は、人間と云う本来霊的な存在が、この地上界と云う物質の世界の中で活動する為に必要不可欠な「場」です。人間の霊、すなわち人間の目的と意味は体が無ければ全く無力なのです。然し今この体が、特に子ども達の体が大きな危機にさらされています。子どもの体に見られる変化、病気、そして子どもへの虐待等考えるべき事柄は多く在ります。私達の大切な未来である子ども達そしてその子ども達が力強くこの地上で活動出来る為の体を守る為に今何が必要なのでしょう。オイリュトミー療法士、医師そして司祭としての経験からこのテーマについて話し合い、参加者の皆様との話し合いにまで発展させ具体的な結論へと進みたいと想います。どうぞふるってご参加下さい。
(小林直生)
講師:石川公子(オイリュトミー療法士)、高草木護(医師)、小林直生(司祭)
講師よりのメッセージ
● 近年子どもたちの間で、疲れやすい、あるいは、落ち着きや忍耐力がない、更にはウツ病や佐世保での事件などといった、現代社会のあり方と密接に関係する様々症状や出来事が目にされます。これらはすべて子どもの心と体の「接点」で起きていることと言えましょう。子どもの心と体の結びつきに目を向けながら、これらの問題を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。(石川公子)
● 教育の問題が教師の問題なら、子供の問題は先ず親の問題でしょう。子供だけ診ていても問題は解決しません。日頃の皆さまの悩みをお聞かせ下さい。社会の問題、などと逃げずに一緒に悩んでみましょう。(高草木護)
日時 2004年11月23日(火) 午後1時〜5時40分(開場 12時半)
場所 東京学院2F(裏面地図参照)定員90名(定員になり次第締切ります)
参加費 |
一般 |
友の会会員 |
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予約券 3000円 |
予約券 2000円 |
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当日券 3500円 |
当日券 2500円 |
申込先 岡 TEL/FAX 045-391-8051(なるべくFAXで御願いします)
☆同時開催「キリスト者共同体・クリスマスミニバザール」裏面をご参照下さい。
日程
受付 12:30〜
講演T 石川公子 13:00〜13:50
講演U 高草木護 14:00〜14:50
講演V 小林直生 15:00〜15:50
[休憩] (ご希望の方には茶果の用意あり)
パネルディスカッション司会:小林直生) 16:20〜17:40
★朝10:30より隣の東京集会所にて人間聖化式が挙行されます。ご希望の方は自由にご参加ください。
[講師紹介]
石川公子: ’87年渡独。ビンゲンハイムにて治療教育を学ぶ。ハンブルグ・オイリュトミー学校卒業後、ドルナッハにてオイリュトミー療法の資格を取得。ヘルデッケ共同体病院、ミュンヘンのシュタイナー学校にて研修の後、’99年帰国。現在、横浜・東京を中心に病院、医院、又自宅の療法スペースにてオイリュトミー療法を行う傍ら、健康オイリュトミーの普及にも努める。
高草木護: 1954年群馬県生。群馬大学医学部卒業。内科(小児科)医。(所謂なんでも屋的医師)
小林直生: 1954年札幌生まれ。大学で美術史を専攻。1978年に渡独。キリスト者共同体大学卒業。ドイツで司祭として活動。同時にシュタイナー学校で、宗教教育にあたる。1999年帰国。日本のキリスト者共同体の司祭として活動中。
交通案内:
JR総武線水道橋駅西口下車1分
営団地下鉄丸の内線「後楽園」駅下車徒歩15分、都営地下鉄三田線「水道橋」駅歩10分、営団地下鉄半蔵門線「神保町」駅下車徒歩15分。地下鉄をご利用の方は、上記JR水道橋駅「新宿寄り出口」を目指してください。
会場:JR水道橋西口より出口正面の横断歩道を渡り、二つのパチンコ屋の間の道を入ると、すぐ右側に「東京学院」の看板があります。
会場内での録音、撮影はご遠慮下さい。